一度は潜っておきたい!冬の沖縄ダイビングスポット6選
「冬の沖縄はどんなダイビングスポットが楽しめるんだろう?」
ベストシーズンの夏ではなくて、冬時期に沖縄に潜りに行っても楽しめるダイビングスポットがあるかどうか気になるところですよね。
なので、今回は冬におすすめの沖縄のダイビングスポットを6つご紹介していきます!
おすすめのダイビングスポットから、冬の沖縄の海の状況やどのくらいの気温・水温なのか?などもお伝えしていこうと思います。
ダイビングスポットは沖縄本島から離島まで、絶対に潜っておいた方が良いスポットを厳選したのでぜひ最後まで御覧ください。
この記事を読み終わった頃には、冬の沖縄に潜りに行きたくなっちゃうはずです。
目次
沖縄でのダイビング、冬はいつからいつまで?
年中暖かいイメージの沖縄ですが、もちろん冬は寒くなります。
とは言っても、内地の寒さとは違い、気温は最低でも10℃を下回ることがありません。
こう聞くと「やっぱり暖かいじゃん!」と思うかもしれませんが、沖縄の冬は北風がすごく強く吹いていて、だいたい風速1mごとに体感温度が-1℃になると言われています。
そんな沖縄のダイビング的に見た冬シーズンは11月〜2月と言われています。
気温 | 水温 | |
11月 | 19~23℃ | 24~25℃ |
12月 | 16~20℃ | 21~23℃ |
1月 | 14~20℃ | 20~22℃ |
2月 | 15~20℃ | 21~22℃ |
表を見てもらうと分かる通り、冬時期は陸上よりも水中の方が暖かいのです。
陸上も内地に比べるとすごく暖かいように見えますが、先程も言ったとおり強い北風が吹いているので、海から上がって体が濡れているとかなり寒く感じます。
沖縄の冬の海洋状況は?
強い北風が吹いているということは地図で見ると沖縄の上から風が吹いている状態。
直接、風が当たるダイビングスポットは荒れていることが多いです。
しかし、北風の島影になるダイビングスポットは穏やかになるので、問題なく潜ることができます。
赤丸のところは北風がダイレクトに当たっているので海が荒れていて、ダイビングするには厳しいコンディション。
逆に白丸のところは島影になっているので北風が当たらずに海は穏やかでコンディションが良いということになります。
そしてなにより、冬の海は透明度が高くなります。
透明度がよくなるのは、沖縄に限ったことではなく、内地でも冬時期は透明度が良く、水が透き通っていますよね。
これは色々な要素が関係しているのですが、一番大きな要因として、冬時期は水温の低下や、日照時間が短くなる影響で海中のプランクトンが減少し、透明度が良くなると言われています。
冬におすすめの沖縄本島ダイビングスポット
東海岸エリア
北風にめっぽう強い沖縄本島の東海岸エリア。沖縄本島でのダイビングというと恩納村方面の西海岸エリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、実は東海岸もとても綺麗で魅力的なダイビングスポットが満載です!
透明度も高く魚影も濃いスポットもありますし、有名所のレッドビーチはウミウシの宝庫と言われているくらい沢山のウミウシが見ることができ、珍しい個体でさえ普通に観察できるウミウシ好きにはたまらない場所。
南部エリア
沖縄本島の南部も北風の影響を受けにくいダイビングエリアとなっているので冬におすすめです。
ダイナミックな地形が見どころの南部エリアは、冬時期には外洋でハンマーヘッドシャークが見れることも!
那覇空港からのアクセスもよく、車で約20分くらいで行くことができるので、沖縄到着日にすぐに潜りに行けるダイビングスポットとしてもダイバーに人気のスポットです。
真栄田岬(青の洞窟)
沖縄本島で一番有名なダイビングスポットの「青の洞窟」。
場所的に北風に弱いポイントなので、冬場は1ヶ月のうちに海が穏やかなのは5〜7日くらいなので、冬に青の洞窟に行ける人はかなりラッキー。
冬はなかなか行けないダイビングスポットなのに、なぜ選んだかというと、冬の青の洞窟の青さは本当にとても素晴らしく、幻想的で最高だからです!
夏のシーズンは青の洞窟の海況は穏やかで、ほぼ毎日潜ることができるのですが、やはり夏は人がとても多いので、大変洞窟内が混雑しています。その点、冬場は人がほとんどいなく、神秘的な青い世界を思う存分楽しむことができます。
冬におすすめの沖縄離島のダイビングスポット
与那国島
沖縄本島から南西に約520kmの距離にある日本最西端の与那国島。
与那国島は「ハンマーヘッドシャーク」と「海底遺跡」が有名ですが、実は2つともメインシーズンは冬!
多いときには何百という数の群れを作りながら優雅に泳ぐハンマーヘッドシャーク、歴史のロマンを水中で感じられる海底遺跡で潜るのなら、冬の与那国島が間違いないです。
久米島
沖縄県内でも大物狙いのポイントとして、人気のダイビングスポット。
久米島の南海上にあるトンバラ岩が目印のダイビングスポット「トンバラ」にはギンガメアジやロウニンアジ、マンタ、バラクーダ、ハンマーヘッドシャークなどの大物や時にはジンベエザメ、ザトウクジラなどの超大物も出現することも。
宮古島
宮古島といえば、オニイトマキエイ(マンタ)が有名ですが、実は地形ダイビングスポットが多いエリアでもあります。
「アントニオ・ガウディ」や「魔王の宮殿」など複雑な地形にワクワクして、差し込む青い光に癒やされる地形派ダイバーは一生に一度は訪れたいダイビングスポットとなっています。
どの地形ダイビングスポットも宮古島の南側に位置しているので、北風が強い冬でも海況が良くベストシーズンとなっています。